沖縄でのレジャーと言えば、マリンスポーツや川のアクティビティ、グルメにお酒、美ら海水族館など、実に多くの「楽しいこと」が行えます。

極端に言えば、「沖縄の青い空と青い海」を見るだけでも最高の気分になれるはずです。

しかし、沖縄にはこれらの魅力的なレジャースポットの他に、旅の最初や最後のどちらかに必ず寄ってほしいスポットが存在します。

それが、「国際通り」です。

何度か沖縄旅行に行ったことがある人ならば足を踏み入れたことがあるはずです。

この記事では、そんな沖縄県那覇市「国際通り」の魅力と楽しみ方について解説していきたいと思います。

国際通りとは?

国際通りとは、沖縄県那覇市の県庁北口交差点から続く約1.6kmの通りのことです。

沖縄県で最も賑わう通りで、昼間から夜遅くまで多くの人が訪れています。

正式には、「こくさいとおり」ですが、一般的には「こくさいどおり」と呼ばれています。

通りの入り口には「こくさいとおり」と彫られたシーサーの石碑があります。

戦後まもなく復興を遂げたことによって、「奇跡の1マイル」とも呼ばれています。

那覇空港からも約5kmとかなり近く、観光の最初に寄る人や帰りに寄ってお土産を購入するケースが多いのです。

タクシーやレンタカーといった車だけでなく、バスも出ていますし、モノレール(ゆいレール)でも行くことができます。

国際通りには、合計600ものショップが軒を連ねていて、この通りだけでもかなり長時間楽しむことができることでしょう。

毎週日曜日には12時~18時まで歩行者天国となり、さらに活気が増します。

初めて国際通りに行った際は、まず「観光案内所」に寄ることをおすすめします。

ショップが600店ほどあるので、観光案内所で配布しているパンフレットを見ながらどこのお店に行くかを決めると効率よく楽しむことができるはずです。

この観光案内所は、国際通りの最寄り駅(牧志駅)から徒歩5分程度の「てんぷす那覇」の1階にあります。




国際通りの魅力

それでは、ここからは具体的に国際通りの魅力を挙げていきましょう。

おすすめのショップも紹介するので、ぜひ国際通りを訪れた際に寄ってみましょう。

お気に入りの沖縄のお土産を見つけられる

国際通りにある600店の中には、その場で食べられるグルメだけではなくお土産を購入できるショップも数多く営業しています。

雑貨土産もありますし、お菓子のお土産の種類も非常に豊富となっています。

どのお土産も本土では決して購入できない沖縄ならではのお土産を購入できます。

SuiSavon」の「首里石鹸

沖縄の素材を使用した首里石鹸は、種類も豊富で見た目もかなりオシャレです。
SuiSavon」の商品は女性へのお土産に最適です。
泡を触らせてくれるのですが、なんと不思議な泡に弾力があるんです。
ふわふわの泡に感動
首里石鹸HPより

「JAMMARKET」のTシャツ

JAMMARKET」は豊富なデザインのTシャツが購入できます。

デザインは沖縄らしいものばかりなので、きっとお土産として喜ばれることでしょう。

キッズ用から大人用までサイズがありますし、価格もそれほど高くないのも嬉しいポイントです。

JAMMARKET HPより

「SplashOkinawa」の雑貨

会社の同僚や友人などにちょっとしたお土産を購入したいならば、「SplashOkinawa」の雑貨がおすすめです。
シーサーのお守りや海をイメージしたキーホルダー、ストラップなど、様々な雑貨を販売しています。

価格も安い商品ばかりなので、お土産を渡す人がたくさんいる人におすすめです。

SplashOkinawa HPより

「ちゅら玉本店」のアクセサリー

ちゅら玉本店」では、海に浮かぶ浮き球をモチーフにしたアクセサリーで、オシャレな見た目で喜ばれるお土産となっています。

ストラップやペンダントなどが販売していて、カラーバリエーションも豊富なので、きっとお気に入りのアイテムが見つかるはずです。

ちゅら玉本店 HPより




食べたことがないグルメを堪能できる

沖縄というと、本土とは違った食文化があることでも有名ですよね。

国際通りでは、そんな沖縄のグルメを思う存分ん堪能することができます。

お昼ご飯を兼ねて食べても良いですし、夜ご飯でもOK。

さらに気軽に食べ歩くにも最適なメニューも数多く販売しています。

いくつか紹介してみましょう。

「どらえもん」の宮古そば

「どらえもん」は、変わった店舗名ではありますがその味は超本格的です。

カツオ出汁の効いた宮古そばは、昼食にもピッタリです。

沖縄そばと宮古そばの違いがあって、宮古そばは「平麺」で沖縄そばは「ちじれ麺」なんですね。

どちらも旨いです。

「御菓子御殿国際通り松尾店」の紅いもタルト


沖縄の名産物でもある紅いもをふんだんに使った「紅いもタルト」は、店内で作られた最高の一品です。

持ち帰ってホテルで食べるのもおすすめです。

沖縄で栽培されている紅いもですが、生のままでは沖縄から持ち出すことができないんです。
特殊な病害虫の有無があるらしく・・・そうなんです。
紅イモタルトで十分ですが

「松原屋製菓」のお菓子

沖縄のお菓子と言えば、「さーたーあんだぎー」などが有名ですが、「松原屋製菓」ではいろいろな種類の沖縄ならではのお菓子を購入することができます。

1個からでも購入できますし、価格も100円以下のものばかりなので、ぜひ購入してみましょう。

「ゆうなんぎい」の沖縄料理

沖縄料理を堪能したいならば、「ゆうなんぎい」に寄れば満足できます。

ゴーヤや海ぶどう、ラフテー、ミミガーなど、沖縄ならではの料理を堪能できます。

昼はランチメニューもあり、夜は居酒屋としても営業しています。

超人気店なのでどの時間帯でも混んでいる可能性が高いので、その点は覚悟しましょう。

「田舎 公設市場南店」のソーキそば

やはり沖縄に来たら名物のソーキ蕎麦を食べておきたいですよね。

この「田舎 公設市場南店」では、最高のソーキ蕎麦が堪能できます。

トロトロに煮込まれたソーキとカツオ出汁の効いたスープは、一生忘れられない味となることでしょう。

絶品なのに価格も高くないので、食欲のある人はもう一度注文したくなってしまうはずです。




夜の国際通りで沖縄のお酒を楽しむ

沖縄と言えば、やはり「お酒」は外せないでしょう。

お酒好きの人であれば、観光が終わりホテルに戻ってきた後に国際通りへと繰り出し、「泡盛」や「オリオンビール」を飲むべきです。

ゴーヤチャンプルーやミミガーといった沖縄名物をつまみにしてこれらのお酒を楽しめば、最高の夜となるでしょう。

国際通りのれん街 公式サイトより

どのお店に行こうか迷ったら、「国際通りのれん街」に行くのもおすすめです。

「ぱいかじ」

「ぱいかじ」では、毎日三線の民謡生ライブが行われていて、店員さんも琉球衣装を着て接客をするので、沖縄の雰囲気をどっぷり感じることができます。
メニューもゴーヤチャンプルーや沖縄そば、ラフテー、アグーなど「THE 沖縄料理」が堪能できます。
ぱいかじ HPより
泡盛の種類も豊富で、酔いつぶれないようにするのが大変かもしれません。

「わたんじ通堂町」

「わたんじ通堂町」では、毎日市場で食材を仕入れているので、新鮮な食材を使用した料理を楽しむことができます。

オープンキッチンなので、店員さんと気軽にお話しできるのも嬉しいポイントです。
1人旅には最適なお店と言えるかもしれません。

わたんじ通堂町 HPより
伝統的な沖縄料理ももちろん味わえますし、創作料理も楽しむことができます。

まとめ

今回は、沖縄県那覇市「国際通り」の魅力と楽しみ方について解説してきました。

国際通りは、お土産や食べ歩き、食事、そしてお酒も楽しめる最高の繁華街です。

海や川、美ら海水族館、首里城といった観光と併せて計画に組み込んでみてはいかがでしょうか?

国際通り約1.6㎞です