2018年9月16日に引退した安室奈美恵さんは、沖縄県を代表する有名人であり、日本の音楽界における最高の歌姫として知られています。

引退をして4年経った現在は、その人気は衰えるどころか「伝説」として語り継がれています。

いかにしてこの沖縄最大のスターは誕生したのでしょうか?

この記事では、そんな「安室奈美恵さんの経歴と魅力、代表的なヒット曲」について解説していきたいと思います。




安室奈美恵さんのプロフィール

生年月日:1977年9月20日(44歳)

身長:158㎝

血液型:O型

出身地:沖縄県那覇市

所属事務所:元ライジングプロダクション(現在は引退)
代表作:『Body Feels EXIT安室奈美恵 Body Feels EXIT 』『Chase the Chance安室奈美恵 Chase the Chance 』『Don’t wanna cry安室奈美恵 Don't wanna cry 』『SWEET 19 BLUES安室奈美恵 SWEET 19 BLUES 』『CAN YOU CELEBRATE?安室奈美恵 CAN YOU CELEBRATE? 』『NEVER END安室奈美恵 NEVER END 』『Hero安室奈美恵 Hero 』など

Wikipediaより




安室奈美恵さんの経歴と魅力

安室奈美恵さんは、小学校5年生の時に「沖縄アクターズスクール」に入りますが、そのきかっけは同校の校長でもあったマキノ正幸氏によるスカウトによるものでした。

母子家庭ということもあり、月謝の負担から一度は断念しますが、異例の特待生として入校します。

この時点ですでに圧倒的な才能の片鱗が見えていたことが分かるエピソードですよね。

安室さんの経歴を振り返る時、主に3つの時代で語られます。

それは、「安室奈美恵with SUPER MONKEY’S時代」と「小室哲哉プロデュース時代」、そして「ソロ活動時代」です。

それぞれの時代の活躍を具体的に挙げてみましょう。




「安室奈美恵with SUPER MONKEY’S時代」

1991年、中学2年生時にアクターズスクールの選抜メンバーで結成された
SUPER MONKEY’S安室奈美恵 SUPER MONKEY'S 」に選ばれます。

1992年からは全国区での活動が始まり、『恋のキュート・ビート/Mr.USA安室奈美恵 恋のキュート・ビート/Mr.USA 』でメジャーデビュー。

その他のメンバーものちに「MAX」となるMINA、NANA、LINA、REINAという素晴らしい才能を持っていましたが、あまりにも安室奈美恵さんの才能が圧倒的で、1994年7月からは、「安室奈美恵with SUPER MONKEY’S」として活動することとなります。

愛してマスカット安室奈美恵 愛してマスカット 』『TRY ME~私を信じて~安室奈美恵 TRY ME~私を信じて~ 』といったヒット曲をリリースし、その知名度も全国区となっていきます。

しかし、その後のシングル『太陽のSEASON安室奈美恵 太陽のSEASON 』ではソロ名義で発売し、これが事実上のソロデビューとなったのです。




小室哲哉プロデュース時代

安室奈美恵さんが最もブレイクした時代がこの「小室哲哉プロデュース時代」です。

すでにTRFを筆頭に日本音楽会最高のプロデューサーに君臨していた小室哲哉氏のプロデュースを受けると、一気にミュージックシーンのトップへと登り詰めます。

最初の1年弱は「SUPER MONKEY’S安室奈美恵 SUPER MONKEY'S 」がバックダンサーを務めていましたが、1996年8月のライブで完全にソロとして活動することとなります。

・『Body Feels EXIT安室奈美恵 Body Feels EXIT 』 88万枚

・『Chase the Chance安室奈美恵 Chase the Chance 』 136万枚

・『Don’t wanna cry安室奈美恵 Don't wanna cry 』 138万枚

・『You’re my sunshine安室奈美恵 You're my sunshine 』 109万枚

・『a walk in the park安室奈美恵 a walk in the park 』 106万枚

・『CAN YOU CELEBRATE?安室奈美恵 CAN YOU CELEBRATE? 』 229万枚

・『 I HAVE NEVER SEEN安室奈美恵 I HAVE NEVER SEEN 』 65万枚

1996年に発売されたアルバム
SWEET 19 BLUES安室奈美恵 > SWEET 19 BLUES 』は、なんと336万枚のスーパーヒットとなりました。

1997年に発売した『Concentration20安室奈美恵 Concentration20 』も193万枚の大ヒットを記録します。

完全ソロになってからも、小室哲哉の作る魅力的な楽曲(高音連発で難易度の高い曲)を圧倒的なダンスと歌唱力で表現し、彼女のファッションセンスを真似る「アムラー」が社会現象になるほど若者へ大きな影響を与えたのです。

2000年には九州・沖縄サミットの歓迎会で『NEVER END安室奈美恵 NEVER END 』を披露するなど、日本を代表するアーティストとなったのです。




ソロ活動時代

それまでもソロとして活動はしていましたが、小室哲哉氏のプロデュースということで、完全なるソロという印象はありませんでした。

しかし、2001年からは小室哲哉プロデュースから離れ、完全なソロ活動をスタートさせます。

CD自体が売れない時代へと変化していく中で、CDの売り上げ枚数自体は減っていきましたが、それでも『Baby Don’t Cry安室奈美恵 Baby Don't Cry 』や『60s 70s 80s安室奈美恵 60s 70s 80s 』、『Hero安室奈美恵 Hero 』といったヒット曲を出していきました。

しかし、2008年に発売されたアルバム『BEST FICTION安室奈美恵 BEST FICTION 』は156万枚の大ヒットと、CDが売れない時代にもかかわらずミリオンセールスも記録しました。

そして、自身の活動の集大成となるアルバム『Finally安室奈美恵 Finally 』は、222万枚の大ヒットとなり、惜しまれつつ2018年9月16日に引退をしたのです。

まとめ

今回は、「安室奈美恵さんの経歴と魅力、代表的なヒット曲」について解説してきました。

圧倒的なオーラとダンスのキレ、そして歌唱力、ファッションなど、まさにカリスマとして活動してきた安室奈美恵さん。

引退して4年経った現在もその栄光は色あせることなく、むしろ伝説として神格化されています。

ぜひこの機会に安室奈美恵さんの過去の作品を振り返ってみてはいかがでしょうか?