満島ひかりさんと言えば、『UQモバイルのCMに出ている女優さん』というイメージを持つ人もいれば、『Woman』の名演技が強く印象に残っている人もいるでしょう。
この2010年代を代表する女優さんであると同時に、演技はゆえに今後のさらなる活躍が期待できる女優さんでもあるのです。
そんな満島ひかりさんは、実は1997年に7人組ユニット『Folder』でアーティストデビューしているので、芸歴はかなり長い(なんと25年)のです。
女優としての姿しか見たことがない人も意外と多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな『満島ひかりのこれまでの経歴や女優としての凄さ』について解説していきたいと思います。
満島ひかりさんのプロフィール
生年月日:1985年11月30日(36歳)
身長:162㎝
血液型:A型
出身地:鹿児島県鹿児島市/沖縄県沖縄市
所属事務所:フリーランス
代表作:ドラマ『モテキ』『Woman』『ド根性ガエル』『カルテット』『監獄のお姫様』『未来への10カウント』など
映画『プライド』『川の底からこんにちは』『悪人』『北のカナリアたち』『駆け込み女と駆け出し男』『愚行録』など
舞台『100万回生きたねこ』『ハムレット』『かもめ』など
声優作品『ONE PIECE FILM GOLD』カリーナ役『メアリと魔女の花』赤毛の魔女役
俳優の満島真之介さんや元バスケットボール選手の満島光太郎さんはともに満島ひかりさんの弟で、モデルとして活躍する満島みなみさんは妹です。
「Folder」&「Folder5」時代
冒頭でも挙げた通り、満島ひかりさんは、7人組ユニット「Folder」としてアーティストデビューしています。
安室奈美恵さんやSPEEDなど当時圧倒的な人気を誇った「沖縄アクターズスクール」出身のアーティストということで、当時はかなり話題になりました。
実はこの頃には、映画『モスラ2 海底の大決戦 』に子役として出演しているので、演技を始めたのもかなり早かったのです。
このFolderには、今現在もトップアーティストとして活躍している三浦大知さんもメインボーカルとして所属していました。(DAICHI名義)
三浦大知さんと満島ひかりさんがかつて一緒のグループだったのは、かなり意外ですよね。
その後三浦大知さんはソロで活動し始め、もう1人の男性メンバーを除いた5人の女性メンバーで「Folder5」を結成します。
「Folder5」では、アニメ『ONE PIECE』のオープニング曲である『Belive』といったヒット曲を世に出すなど、人気も知名度もかなりのものでした。
正式に解散という発表はなかったものの、2003年頃にグループとしての活動を休止しました。
女優時代
満島さんが本格的にアーティストから女優に転身したのは、2005年辺りからでした。(当時19歳)
ドラマ『ウルトラマンマックス』や『ダンドリ娘』『紅の紋章』、映画『デスノート』『エクステ』などで演技の経験を積んでいくと、映画『僕の彼女とその彼氏』で初主演となり、めきめきと実力を付けていきます。
2012年には第36回、第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
他にも様々な女優賞を受賞してきています。
女優としての凄さ
満島ひかりさんは、女優に転身してすぐに成功したわけではありません。
『愛のむきだし』で園子温監督から厳しい指導を受け一気にその才能が開花していきました。
最終的には園子温監督に「もはや狂気とも呼べる領域に達した」と言わしめたのです。
さらには、2015年には演劇界の巨匠であった、故・蜷川幸雄氏が演出する『ハムレット』に出演。
その女優としての実力をさらに押し上げていったのです。
演技力の高さは同世代の女優の中でもトップクラスであり、特に芯の強い役は圧倒的な存在感を見せます。
しかし、「UQモバイル」のCMで見せるようなコメディータッチの演技もそつなくこなすなど、演技の幅の広さも魅力となっています。
現在は音楽活動も並行して行っている
2015年頃からは、再び音楽活動も少しずつ行っています。
ドラマ『カルテット』の主題歌『おとなの掟』の歌唱に加わったり、音楽番組やライブにも出演する機会も増えています。
2018年2月には、三浦大知さんの武道館ライブにサプライズゲストとして出演し、三浦大知さんと『NOW AND FOREVER』を歌唱しました。
演技と同様に歌でも感情を表現する能力が非常に高く、聴く人の心を揺さぶるのです。
まとめ
今回は、「満島ひかりのこれまでの経歴や女優としての凄さ」について解説してきました。
36歳(2022年7月現在)となる満島ひかりさんは、同年代の女優さんの中でもトップクラスの実力を持っています。
これまでもその高い演技力で数々の話題の作品に出演していますが、今後もさらに飛躍していく可能性が高いと言えるでしょう。
ぜひ満島ひかりさんの今後の出演作に注目してみてはいかがでしょうか?