沖縄出身の女優さんはとても多いですが、その中でも圧倒的にヒット作が多いのが「仲間由紀恵さん」です。
『TRICK』や『ごくせん』を筆頭に、数々の人気ドラマや映画に出演しています。
女優賞の受賞歴も多く、紅白歌合戦の司会やレコード大賞の総合司会なども務めるなど、知らない人はいないほどの大女優だと言えるでしょう。
一時期はCM女王とも呼ばれていて、現在も安定した活躍を続けています。
この記事では、そんな「仲間由紀恵の女優としての魅力や出身地、過去のヒット作」について解説していきたいと思います。
仲間由紀恵さんのプロフィール
生年月日:1979年10月30日(42歳)
身長:160㎝
血液型:A型
出身地:沖縄県浦添市
所属事務所:プロダクション尾木
代表作:ドラマ『神様、もう少しだけ』『TRICK』『ごくせん』『功名が辻』『相棒』『偽装不倫』
『ちむどんどん』など
映画『リング0 バースデイ』『トリック劇場版』
『映画版 大奥』『私は貝になりたい』
『ごくせん THE MOVIE』など
司会『MUSIC FAIR』『NHK紅白歌合戦』『輝く!日本レコード大賞』など
女優としての魅力
仲間由紀恵さんは、「演技」という部分だけをピックアップすれば、決してトップクラスとは言えないかもしれません。
泣くシーンの演技やちょっと怖さがある役の演技などはかなりうまさがありますが、全体的に見ると、「演技派女優」とまではいかないような気がします。
しかし、演じる役のキャラクター性を強調できる不思議な魅力があるため、その役がより魅力的に見えるのです。
『TRICK』や『ごくせん』といったシリーズ化された作品が多いことがそれを証明していると言えるでしょう。
「また仲間由紀恵さん演じる主人公が観たい」と思わせる魅力が底にはあるのです。
仲間由紀恵さんの「なりきる力」の凄さ
仲間由紀恵さんの強みは、前述したように演じるキャラクターを強調する能力であると言えます。
この能力を公の場で具体的に絶賛したのが、元SMAPの中居正広さんです。
「あの人は凄い、完璧」と切り出すと、その具体的な凄さを話します。
「紅白の司会も半端ない。なんでこの人できるんだろうと不思議に感じるけど、「司会役」を演じているんだよ。相づちや間も完璧。あそこまでできるのはおかしいもん」と絶賛していました。
与えられた役に対して「なりきる」ことができるので、どんな仕事でも結果を出せるのでしょう。
30代になり演技力は確実にUP
20代の頃の仲間由紀恵さんは、決して演技が下手というわけではありませんが、「好き嫌いが分かれる演技」であったのは間違いありません。
声も特徴的なので、どんな役でもこなせるような性質ではありませんでしたし、経験といった部分でもまだ足りないものがあったのは事実でしょう。
しかし、30代を過ぎると、声質も若干低くなり、どんな役にも合うようになってきていますし、経験値が確実に上がったことで演技力も明らかにUPしています。
見た目の美しさも「若くてきれいな女性」から、「落ち着いた気品のある大人の女性」へと変化してきているので、これまでこなせなかった様々な役柄を演じることができるようになってきています。
『偽装不倫』でクールな大人の女性を演じた仲間由紀恵さんは、間違いなく演技力の高い大人の大女優の演技でした。
NHK連続テレビ小説『ちむどんどんちむどんどん』の母親役で名実ともに大女優へ
前述した「なりきる力」で演じるキャラクターに命を吹き込んできた仲間由紀恵さんですが、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で演じた母親役で一気に大女優へと登り詰めたと言えます。
演技力にも磨きがかかり、夫に先立たれ借金を抱えながら4人の子どもを育て上げる肝っ玉母さんを好演しています。
年齢的にも母親役にピッタリですし、今後も時代を彩る人気女優とは違う「本物の女優」の姿を見せ続けてくれることでしょう。
特にこの『ちむどんどん』は、仲間由紀恵さんの故郷である沖縄を舞台にした物語なので、まるで実際にこの世界に生きている人かのような自然な演技を観ることができます。
まだ観たことがないという人は、ぜひチェックしてみましょう。
ちむどんどんのロケ地にもなった古宇利島
人柄の良さも人気の理由
仲間由紀恵さんは、その美しさはもちろん、温和で優しい雰囲気も人気の理由となっています。
週刊誌の「現場スタッフの選ぶ性格の良い女優ランキング」という特集でも、A評価となっていますし、共演者の人たちもその人柄を絶賛しているコメントが目立ちます。
仲間さん自身は、自分のことを「楽観的でマイペース」と分析していますが、その性格が柔らかさの要因なのかもしれませんね。
まとめ
今回は、「仲間由紀恵の女優としての魅力や出身地、過去のヒット作」について解説してきました。
人気女流として数々の大ヒットドラマ、映画に出演してきた仲間由紀恵さんですが、42歳となった毛冤罪では確実に大女優へと変化を遂げています。
なりきる力に演技力が加わり、母親役なども高いレベルで演じられるようになっています。
『ちむどんどん』の好演によって、今後さらに出演オファーが増えていくことでしょう。
最後に 仲間由紀恵 大奥 どうぞ