旅行で沖縄を訪れたならば、きれいな景色を見たいですよね。
沖縄の青い海、青い空は、日頃の疲れやストレスを優しく癒してくれることでしょう。
しかし、非常に悩むのが、「どの観光スポットに行くか」ですよね。
沖縄にはきれいな海を堪能できるスポットが非常に多いので、悩んでしまう人も多いはずです。
今回おすすめするのは、「万座毛(まんざもう)」です。
沖縄を代表する絶景スポットとして知られています。
この記事では、そんな沖縄の人気観光地「万座毛(まんざもう)」の概要と魅力について解説していきたいと思います。
万座毛(まんざもう)とは?
万座毛は、沖縄県国頭郡恩納村にある絶景スポットです。
「万人が座するに足る毛」と言われたことから、この地名が付いたとされています。
那覇空港からだと、一般道で80分~90分程度で高速だと50分~60分程度で到着します。
バスでも行けますが、時間は2時間程度(バスを降りて20分ほど歩く)掛かります。
駐車場は、第二駐車場と併せると約300台が駐車可能となっています。
以前は無料でしたが、現在は観覧料として1人100円が必要となっています。(万座毛周辺活性化施設の1階に券売機あり)
営業時間は1月~3月が8時~19時、4月~10月が8時~20時、11月~12月が8時~18時となっています。
万座毛に続く遊歩道の入り口には、ミンサー織の模様と「万座毛」と書かれた文字があります。
ここで記念撮影をするのが観光客の定番となっています。
万座毛は、若々しい緑とどこまでも続くきれいな水平線の両方を堪能できます。
「万座毛=崖と海の絶景」というイメージがありますが、実際にはこの緑(原っぱ)のことなのです。
琉球石灰岩に生えている植物は、ヒメスイカズラやハナコミカンボクといった沖縄県の天然記念植物で、ゆっくりとそういった植物を見て楽しむこともできます。
遊歩道は300mほどで、ゆっくり歩いても10分程度です。
例えばベビーカーや車椅子といた
特に名所となっているのが「象の横顔に見える岩」です。
高さ20mもの断崖絶壁は非常に迫力満点で、象の横顔に見える崖も自然の偉大さを感じさせてくれます。
シーカヤックなどで万座毛を海面から見上げる
万座毛の楽しみ方は、崖の上から景色を見るだけではありません。
シーカヤックなどで水上を散歩しながら万座毛を見上げることも可能です。
おすすめは、「熱帯魚に餌があげられるプラン」や「底が透明になっているシーカヤックツアー」です。
海の中と海面、そして万座毛を見上げるという3つの楽しさを1度に味わうことができるはずです。
天候の悪い日も違った魅力がある
万座毛は、その景色のきれいさで有名ですが、意外にも天気が悪く波が高い日も楽しめるのです。
荒れた波が20mの断崖絶壁に激しく当たる光景は、自然の力強さを感じさせてくれます。
夕日が沈む時間も大人気
日中の時間帯のきれいな景色も最高ですが、夕日が沈む時間帯も最高の景色を味わえます。
空はオレンジに染まり、夕日のオレンジは海にも反射します。
まるで映画のワンシーンの中に自分がいるように感じるかもしれません。
例えば1度訪れた際は日中の青い海と青い空を堪能し、2回目の沖縄旅行では夕方の時間帯に合わせて万座毛に行き、夕日が沈む景色を味わうといった楽しみ方ができるはずです。
2020年には「万座毛周辺活性化施設」がOPEN
この「万座毛周辺活性化施設」がOPENしたことによって、万座毛は沖縄旅行で更に外せないスポットとなりました。
遊歩道を歩き万座毛からの景色を堪能した後に休憩するのに最適な施設で、館内はOPENして日が浅いのでとてもきれいで広々とした空間が広がっています。
午前中に周辺のビーチで海を楽しみ、この施設で昼食を取り、その後万座毛の絶景を堪能し、再び施設に戻りのんびりとお土産を購入するといったスケジュールなどがおすすめかもしれません。
ゴーヤチャンプルーやソーキそば、サーターアンダギーなど、「The沖縄」という食事が楽しめるはずです。
お土産屋さんでは、恩納村唯一の酒造所である「恩納酒造所」が製造した地酒が購入できます。
その他にもいろいろな沖縄土産が販売しているので、ついでに寄ってみましょう。
この万座毛周辺活性化施設には、2階にウッドデッキがあり、テーブルとイスが完備されています。
飲食店と併設されているので、コーヒーを飲んだりデザートを食べながらゆっくりと万座毛の緑と海のきれいさを感じることができるのです。
そして、実は3階にもウッドデッキがあります。
ここは屋根もないので開放感あふれる空間となっていて、万座毛の美しさを違った角度で楽しむことができるようになっています。
万座毛のベストな時期や時間は?
万座毛は季節に関係なくいつもきれいな景色を見せてくれます。
早朝や日中、夕方など、時間によってまた違う良さがありますが、おすすめは10時30分~14時30分くらいまでです。
太陽が真上あたりにあるこの時間帯では、海がよりきれいに見えます。
トップシーズン(6月下旬~9月上旬)は、かなり観光客でにぎわうので、駐車場に車を停めるのにも苦労するかもしれません。
夕日が見られる16時以降は特に混雑するので、早めに到着しておくことをおすすめします。
万座毛周辺の観光スポット
万座毛への観光をスケジュールに組むならば、ぜひ周辺の観光スポットを併せて組み込んでみてはいかがでしょうか?
万座毛周辺活性化施設を含めてゆっくりと万座毛を楽しんだとしても、3時間程度で満喫できるので、十分に他の観光も楽しめるはずです。
おすすめとしては、以下の観光スポットとなります。
万座ビーチ
万座ビーチは、沖縄県内でも屈指の人気ビーチの1つです。
透明度の高い美しいビーチは、感動レベルです。
日本最大の海上アスレチックである「万座オーシャンパーク」は子どもから大人まで楽しむことができます。
きれいな海というだけでも楽しめますが、滑り台やトランポリン、ロッククライミングなど、100%楽しめることでしょう。
他にも、「海中展望船」や「ボートシュノーケリング」「クルーズ」などもあります。
真栄田岬
万座毛から南西に10kmほど移動すれば、真栄田岬にてダイビングやシュノーケリングを楽しむことができます。
「青の洞窟」があり、最高の体験ができます。
ダイビングやシュノーケリングはかなり体力を使うので、午前中に真栄田岬を訪れ、午後から万座毛を楽しむといったスケジュールがおすすめです。(青の洞窟はかなり人気なので、午前中の早めの時間帯に訪れるべき)
まとめ
今回は、沖縄の人気観光地「万座毛(まんざもう)」の概要と魅力について解説してきました。
万座毛は、沖縄県国頭郡恩納村にある絶景スポットで、沖縄県でも有数の人気を誇っています。
かつて琉球国王もその景色の美しさに感動したとさえ言われています。
ぜひ漫才ビーチや真栄田岬といった周辺の観光スポットと併せて、スケジュールに入れてみてはいかがでしょうか?