沖縄旅行を3泊以上するのであれば、海や美ら海水族館、国際通りなどのレジャー以外も盛り込むことができます。

そこでおすすめなのが「おきなわワールド」です。

軽く楽しむならば3時間程度で十分ですし、存分に遊んでも5時間程度なので、例えば午前からお昼過ぎまで海を楽しんで午後からおきなわワールドを楽しむというように組み合わせることも可能です。

子どもも楽しめますし、もちろん大人も満足できます。

この記事では、そんな「おきなわワールドの魅力と遊び方」について解説していきたいと思います。

おきなわワールドとは?

おきなわワールドは、沖縄県南部の南城市にあるレジャースポットです。

東京ドーム4個分という広大な敷地で様々なレジャーを楽しむことができるのです。

那覇空港からであれば、車で1時間程度です。

南部の観光スポットと組み合わせることで、効率良く楽しむことができるはずです。

入園チケットは大人2,000円、4歳~14歳までが1,000円となっています。

営業時間は9時~17時30分までなので、午後だけでも十分に楽しめます。

2021年7月にリニューアルし、楽しさもグレードアップしています。

主に「7つの楽しみ方」ができるので、きっと満足できるはずです。

・天然記念物の「玉泉洞

熱帯フルーツ園

琉球ガラスと伝統工芸

琉球王国城下町

沖縄伝統芸能

ハブとマングース

ヘビと愉快な仲間たち

このおきなわワールドを沖縄旅行の予定に組み込んでおけば、もしも天候が悪くて海を楽しめなかったといったケースでも十分に楽しい思い出が作れるはずです。

それでは、具体的に7つの楽しみ方を詳しく挙げていきましょう。




天然記念物の「玉泉洞」

チケット購入後、まずは一番近くの「玉泉洞」へ向かいましょう。

約30万年を掛けて創られた玉泉洞は、なんと5,000mもの距離があるのです。

鍾乳石は100万本以上となっています。

え?いきなり5,000mも歩くの?」と思った人もいるかもしれませんが、安心してください。

一般公開は890mなので、体力を使い果たさずに次のエリアに移動できるはずです。

鍾乳石は1つ1つ形が違い、流れる地下川や水の滴る音など、存分に神秘的な地底を楽しめることでしょう。

特に首里城の正殿がすっぽり入るほどの「東洋一洞」や地下水が青く輝ききれいな「青の泉」などが人気となっています。

撮影スポットもいくつもあるので、旅の思い出を写真に残せます。

2021年のリニューアルでは、照明演出が格段に改善され、より神秘的な雰囲気となっています。

滴が落ちてきて濡れてしまうこともあるので、ちょっとしたタオルを持って入ることをおすすめします。

熱帯フルーツ園

沖縄は、南国だけあって本土ではあまり見かけない珍しいフルーツが多く栽培されています。

この「熱帯フルーツ園」では、そういった南国フルーツを間近で見ることができるのです。

その種類はなんと約50種類で、450本もの熱帯果樹が栽培されています。

園内にあるフルーツパーラーでトロピカルフルーツのジュースやスイーツを堪能することもできます。

南国の雰囲気を存分に楽しむことができます。

琉球ガラスと伝統工芸

沖縄は「琉球ガラス」が非常に有名ですよね。

この「琉球ガラスと伝統工芸」では、職人たちが琉球ガラスを作り上げる工程を見ることができます。

まさに職人芸という素晴らしい技術は、きっと見入ってしまうことでしょう。

高音に溶かしたガラスでグラスや小皿を作る
琉球ガラス体験」を行うこともできます。

他にも、「紅型」や「陶芸(やむちん)」「機織」といった伝統工芸にも触れることができます。

陶器体験ではシーサー作りができますし、藍染め体験や紅型の藍染め、琉球の着付け体験、ブクブクー茶屋なども可能となっています。

工芸好きの人であれば、何時間でもいられるくらい楽しめるはずです。




琉球王国城下町

沖縄が本土とは違う独立した「琉球」という国であったこと位は広く知られていますよね。

この「琉球王国城下町」では、まるで琉球王国にタイムスリップしてきたような体験をすることができます。

美しい赤瓦の古民家が数多く立ち並び、琉球衣装を着た人が通りを歩いています。

道沿いには、南国の花々が彩りを加えていて、沖縄ならではの技法を用いた石積みなどもあります。

住宅の屋敷内に入ってゆっくりとくつろぐこともできます。

ゆっくりと時間を掛けて歩き、存分に琉球王国を味わいましょう。

沖縄伝統芸能

沖縄には、「エイサー」と呼ばれる伝統芸能があります。

エイサーは、現世に戻って来る祖先の霊を送迎するための踊りのことです。

おきなわワールドでは、このエイサーをアレンジした「スーパーエイサーショー」を見ることができます。

回転しながらジャンプするような激しい踊りや太鼓、躍動感ある獅子舞、三線など、

沖縄芸能を一気に楽しむことができるのです。

観客も一緒に踊ることもできます。

ハブとマングース

沖縄と言えば、「ハブとマングース」というイメージが強いのではないでしょうか?

ここでは昔から沖縄で開かれていたハブとマングースの戦いを見ることができます。

ハブの独の観察」や「ハブの攻撃見学」「ウミヘビVSマングースの水泳対決」「コブラVS人間の決闘」といたイベントが行われているので、興味のある人はぜひ見にいってみましょう。

ハブとマングースのショーは、11時30分、13時30分、15時30分の1日3回だけなので、時間に合わせて公演場所へ向かいましょう。

ヘビと愉快な仲間たち

おきなわワールドには、「ハブ博物公園」があります。

ハブに関する数多くの展示物があるので、その生態を深く知ることができます。

ここでは、様々な爬虫類や亀に触ることも可能です。

マングース、ウミヘビ、ヤシガニ、キノボリトカゲといった変わった種類の生き物に出会えます。

白ヘビを首に巻いて写真を撮れば、かなり良い思い出になることでしょう。

ヘビなんて絶対触れない」と思っていても、意外と現地に行くと触れてしまうものです。

スベスベしていてとても気持ちいい感触を味わうことができるでしょう。

どの場所でどれくらいの時間を使うかを決めておくべき

実際におきなわワールドに行くと、かなり1つ1つを楽しめるので、計画せずに入ると5時間以上かかる可能性もあります。

もしも前後に他の予定を入れているのであれば、7つのスポットのどこに行き、どれくらいの時間を使うのかを事前に決めておくべきだと言えるでしょう。

天然記念物の「玉泉洞」は外せませんし、白ヘビを巻いて写真を撮るのも外せませんよね。

一緒に回る人と相談をして、見学する場所や時間を決めておきましょう。

事前にマップを公式サイトで見て、場所などを頭に入れておくと効率よく回れるかもしれませんね。

まとめ

今回は、「おきなわワールドの魅力と遊び方」について解説してきました。

おきなわワールドでは、「天然記念物の玉泉洞」「熱帯フルーツ園」「琉球ガラスと伝統工芸」「琉球王国城下町」「沖縄伝統芸能」「ハブとマングース」「ヘビと愉快な仲間たち」という7つの楽しみ方ができます。

園内では、ソーキそばといった沖縄ならではの料理を食べることもできますし、クラフトビールを飲むこともできます。

ぜひ沖縄旅行のスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか?

那覇市からおきなわワールドは約33分