沖縄に旅行で訪れたならば、ぜひ体験しておきたいのが「ダイビング」です。
砂浜から見る景色も最高ですし、海水浴だけでも特別感を感じることができますが、きれいな海の中を楽しむダイビングは海水浴とはまた違う格別な感動を体験駅るはずです。
沖縄の海はどこもきれいなので、各スポットでダイビングは可能ですが、特におすすめなのが
「真栄田岬(まえだみさき)」です。
真栄田岬(まえだみさき)の「青の洞窟」は、沖縄で最も有名なダイビングスポットです。
この記事では、そんな「真栄田岬(まえだみさき)・青の洞窟の魅力とベストシーズン」について解説していきたいと思います。
真栄田岬(まえだみさき)とは?
真栄田岬は、沖縄県恩納村真栄田区にある岬です。
琉球石灰岩で形成された崖が重なり、隆起したサンゴ礁が三角に突き出ています。
崖の下には入り江と岬があり、その岬に「青の洞窟」と呼ばれているダイビングスポットがあるのです。
悪天候時には遊泳禁止になります。
(真栄田岬のHPで入水可能かどうかが把握できる)
釣りの名所としても有名で、毎日多くの釣り好きが集まって大物を釣り上げています。
この真栄田岬は、1963年に新観光名所として選定されると、ダイビング客に大人気となっています。
ダイビングで有名ではありますが、マリンシューズなどの装備でシュノーケリングなども気軽に楽しむことができるので、家族でも十分に楽しめます。
トップシーズンはかなり混みあい、駐車場が満車になることも珍しくありません。
30分以上待つケースもあるので、早めに到着するように出発した方が良いでしょう。
周辺には沖縄料理を堪能できる食堂もあるので、釣りやダイビング、シュノーケリングを楽しんだ後に美味しい食事も食べることができます。
また、展望台からは東シナ海が一望できます。
季節によっては(2月~3月頃)ザトウクジラを見ることができるかもしれません。
ダイビングやシュノーケリングの後、疲れた体を癒しながらのんびりときれいな海を眺めるのもおすすめです。
一般道であれば、国道58号線をひたすら北上し、6号線に入れば看板が見えてきます。(1時間10分程度で到着)
バスという手段もありますが、バス停から距離がある(20分程度)のであまりおすすめはできません。
真栄田岬から青の洞窟へは、泳いで向かうこともできますし、ボートで行くことも可能です。
ボートは、ダイビングショップのツアーを利用する形となります。
真栄田岬の青の洞窟
青の洞窟と言えばイタリアのカプリ島にある洞窟が最も有名ですが、この沖縄でも同じような感動を味わうことができるのです。
実は日本国内には真栄田岬の青の洞窟以外にもいくつか青の洞窟と言われるスポットがあります。
かつては台風などの際に両氏の避難場所として利用されていたというから驚きです。
沖縄では、「青の洞窟」ではなく「クマヤーガマ」と呼ばれています。
海の透明度も高く、波も比較的穏やかなので、ダイビング初心者でも楽しめるはずです。
ツアーに掛かる費用
青の洞窟へは、個人でも行くことができます(ライフジャケットかウェットスーツの着用義務あり)が、やはりツアーを利用していく方が安心して楽しめるでしょう。
この洞窟のダイビングやシュノーケリングは、基本的にダイビングショップのツアーで楽しむことになりますが、気になるのはその費用ですよね。
例えば、シュノーケリングであれば、プランや時間によって差がありますが、およそ4,000円~10,000円程度で楽しむことができます。
そして、やはり一番おすすめなのがダイビングです。
費用としては、10,000円~18,000円程度となります。
インストラクターが同行してくれるので安心して楽しむことができます。
その中でも特におすすめなのが、「写真や動画を撮ってくれる」というプランです。
海の中をダイビングしながら自分で写真を撮るのは、意外に難しかったりします。
ダイビングに集中したい人も意外と多いものです。
写真や動画を撮ってくれるプランであれば、自分の姿をきれいに映像や写真で残せるので、旅行が終わった後の宝物になるはずです。
水中カメラを持っていなくてもOKなので、非常におすすめです。
青の洞窟はなぜ神秘的な青になるのか?
海底が真っ白な石灰岩であることで、よりきれいに太陽の光を反射しているのです。
洞窟という暗い空間にこの反射した青い光のみが輝くため、神秘的な空間となるわけです。
その美しさはこの世のものとは思えないほど幻想的で、一生忘れられない思い出となることでしょう。
青の洞窟のベストな時期や時間
この青の洞窟でのダイビングやシュノーケリングには、ベストシーズンがあります。
それは、「5月~10月頃」の時期です。
この時期は、南風で海面が穏やかなことが多いので、青の洞窟に行ける確率がとても高いのです。
ただし、トップシーズンはかなり混雑するので、洞窟の中でも人が多いケースもあります。
冬場でも青の洞窟に行くことができますし、ツアーも行っていますが、波が高い日が多いので青の洞窟に行ける確率はかなり下がります。
しかし、もしも行けたならばかなりラッキーです。
トップシーズンとは違い人が少ないので、混み合うことなく楽しむことができるはずです。
時間帯でおすすめなのは、「午前中」です。
なぜならば、1日の中で最も多く太陽の光が降り注ぐからです。
本格的に観光客が増えてくるのは10時台からなので、その前に行くとスムーズに楽しめるはずです。
早めに行くことで駐車場も待つことなく停められるでしょう。
ナイトシュノーケリングもおすすめ
一味違った体験がしたいならば、青の洞窟のナイトシュノーケリングという選択肢もおすすめです。
昼間とはまた違った幻想的な景色を堪能できるはずです。
洞窟の美しさはもちろんですが、海面から見る星空はまるで素敵な物語の中にいるような感覚を味わうことができるはずです。
まとめ
今回は、「真栄田岬(まえだみさき)・青の洞窟の魅力とベストシーズン」について解説してきました。
真栄田岬は、展望台から東シナ海の景色を見たり、釣りを楽しんだりすることもできます。
また、何と言っても青の洞窟でシュノーケリングやダイビングを楽しむことができるので、満足できる可能性はかなり高いはずです。
5月~10月の午前中の早い時間がおすすめなので、ぜひその時期、その時間帯を狙って訪れてみてはいかがでしょうか?